浴室・脱衣場リフォーム：使い勝手と快適性を追求

今回は、長年の使いづらさを解消し、暖かく安心できる空間へと生まれ変わった浴室リフォームと脱衣場新設の事例をご紹介します。「脱衣所がない」「冬の浴室が寒い」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

【施工後】温かみのあるきれいな浴槽

【施工後】適切な広さの洗い場を確保

施工前の課題：「脱衣場がない」間取りと、浴室の「寒さ」

課題１：脱衣場がない

リフォーム前の既存浴室は、昔ながらのタイル張り。浴槽が小さく、洗い場が広く取られている設計でした。一見ゆとりがあるように見えますが、実は大きな問題点がありました。それは、着替えるスペース（脱衣場）が確保されていないこと。入浴前後の動線に大きな問題があり、使い勝手が悪いのが課題でした。

課題２：窓からの冷気で寒い

タイル貼りの浴室は冷気が伝わりやすく、入浴時のヒートショックの不安もあります。既存浴室には大きな窓があり、そこから冷気が伝わりやすいため、特に冬場は浴室全体の温度が下がり、とても寒いという問題がありました。

【施工前】タイル貼りの浴室

【施工前】冷気の原因だった大きな窓

昇建のご提案と施工内容

ポイント１：洗い場を縮小し、念願の「脱衣場」を新設！

既存の広すぎる洗い場を適正サイズに縮小。その分のスペースを使い、独立した脱衣場を新設しました。これにより、入浴前後の着替えや準備の場所が明確になり、動線が整理され、ストレスなくスムーズに入浴できるようになりました。毎日の生活の質が大きく向上する、実用的な改善です。

ポイント２：窓を塞ぎ、断熱材を徹底施工して「寒い」を解消

諏訪市のような寒冷地において、既存の浴室窓は大きな熱の逃げ道でした。窓を通して外からの冷気が伝わり、冬場は特に浴室全体の温度が下がり、快適さを大きく損ねていました。そこで、今回は既存の窓を塞ぎ、その壁面に断熱材をしっかりと施工しました。これで外気の影響をシャットアウトし、室内の暖かさをしっかりキープ。冷え込みやすい長野県の冬でも、入浴時の寒さが大幅に緩和され、安心して入れる浴室になりました。

ポイント３：換気扇を新設し、湿気・カビ対策も万全に

断熱のために窓を塞ぎましたが、換気もしっかり考慮しています。新しく高性能な換気扇を設置したため、窓を開けなくても浴室内の湿気を効率よく排出し、カビや結露を防ぎます。断熱効果と相まって、お風呂をずっと清潔で快適な状態に保てるようになりました。

施工の裏側

古い浴室を解体し、新しい空間へと生まれ変わる工事の様子です。
昇建では、お客様に安心してご使用いただけるよう、目に見えない下地や断熱処理にも細心の注意を払って施工を進めています。新しいお風呂と脱衣場の形が徐々に出来上がっていく、リフォームの醍醐味を感じていただける瞬間です。

安心して使える空間へ

脱衣場の新設、断熱施工、換気改善によって、使い勝手が良く、日々安心して使える快適な空間へと生まれ変わりました。お客様の生活がより豊かになるリフォームのお手伝いができ、大変嬉しく思います。

浴室・脱衣場のリフォームをお考えの方は、ぜひ昇建にご相談ください！